2012/08/18

大分に行ってきました

2012年、AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)ネットワークの企画交流で、大分県国東半島で地域の活性化を推進している今富さんを訪ねてきました。


地域の商店街は、いずこも少子高齢化が深刻で、限界集落とまで言われています。


そこで、酒屋さん跡を再利用し、地域の人たちが「見えるを会議する」場所をつくっていました。


古い梁を再利用して、カウンターをつくっているのだと。


その代表の今冨正幸さんの案内で、国東半島を廻ることに。六郷満山というだけあって、国東半島には、神仏がいっぱい。
今冨さんの説明には、郷土への愛がこめられていて、とても分かりやすかったのです。


宇佐神宮に到着。


ハスの花が、綺麗に咲いていました。

なんとも荘厳な神社です!!
 次は、あの岩のところに行きますよ~。ええっ???


山に分け入っていきます。
 苔むした階段を上っていくと、洞窟が。電気を付けて、

洞窟の中の観音像をお参り。お参りの後は、電気を消します。
 今度は、あの崖の祠に行きます~
 クモの巣を払いながら、軽快に進む今冨さん。待って~


汗だくになりながら、崖の上の祠にある、夕日観音、朝日観音をお参り。
その崖から、中世の荘園であった、棚田が見えました。美しいです。

熊野磨崖仏に辿りつきました。そこには、大日如来像が。





川中不動に着いた時には、もう夕方。4時間、歩きながら国東半島の醍醐味を感じました。今冨さん、本当にありがとうございました。


夜は、別府にて、今年10月6日から始まる、「混浴温泉世界」準備中の山出淳也さん、スタッフの松田雅代さんと合流。話は尽きません。

別府タワー!

翌日は、日田市の咸宜園へ。

咸宜園を開いた、広瀬淡窓。

岡山県総社市の池上秦川邸を使わせていただいていますが、その秦川が若き頃、ここ咸宜園で学んでいたのです。

全国から、広瀬淡窓のもとに学び、再び郷里に帰って行った若者たちは、江戸から明治にという時代の変革期に、地域社会の先哲として未来をつくってきました。

咸宜園教育センターの吉田さんが、日田の子どもたちに、その業績についてや、それをどう受け止め繋いでいくかを研究しておられる一端を説明してくださいました。

広瀬淡窓は、ここから門徒らが畑をつくるのを見ていたのだそう。書庫が1階にあり、2階からは、日田の盆地をとりまく山々が見えていました。



儒学者として生きた、淡窓の墓地にも案内していただきました。


日田は天領だったところ。街並みも丁寧に保存されていました。
また、季節を変えてきたいと思いました。

旅の〆として、博多で、工房まるの樋口龍二さんと再会。
2006年9月にアジア美術館の入っている、リバレイン地下2階にあった、ギャラリーアートリエで、アートリンク展を行ったときに、お世話になったのです。街並みを歩いていると、櫛田神社に。博多祇園山笠が。

あれこれ、話し、食べました。やっぱり、屋台!障害のある人により添い、仕事をつくってきた樋口さん、これからはグループホームも作りたいと。まだまだ夢があります。

先哲と偉業、地域の活性を願う人々、未来を拓く私たち。芸術文化の答えや効果は、すぐには出てきませんが、人の思いや熱意は、次の世代の文化をつくっていくのだと、九州の旅で感じました。

詳しい報告は、改めてAAFの報告にて。