2012/01/05

藤野小学校×住中浩史さん 美術館をつくってしまった!

和気町立藤野小学校6年生×住中浩史

藤野小学校にある「ふるさと資料室」を子どもの自由な発想で使うことができる空間「藤野小美術館」にする。そんなプロジェクトが進んでいます。
2012221日の開放日を目指して!

1021日、岡山に来た住中さん。初めて行く和気町内を巡りました。
和気町といえば、奈良時代に官人として才を発揮した和気清麻呂の出身地。そして、江戸時代に干拓や治水として後楽園を設計工事した津田永忠の墓前参りもしました。


さぁ、登校。
どんな子どもがいるんだろう~!!
早速、6年生の教室へ行きました。


今年は、アーティストさんと何をしたい!?と聞くと、出るわ出るわ!!!短時間に多くの提案が出ました。
藤野小学校は、来年度創立100周年。それを知っているのでしょう。子どもたちも学校の誕生日を祝うことが頭をかすめます。
これらすべてを叶えていくのは、ちょっと難しそう。ですが、アートセンターという空間を作っていけば、今後も子どもの発想で地域に開けた場ができそう。
空き教室をいくつか見せて頂き、ふるさと資料室を使うことにしました。

126日~23日まで、住中さんと3人のアーティストが学校に通い「大工事」を行いました。



柱を立てて、壁を作って。

大きな画面も
自由にレイアウトが変えられる棚も
2階があるよ
展示台も
ちょっと面白い絵の中に入れる部屋も
ハブラシの殺菌蛍光灯の空間も利用

さて、110日から3学期が始まります。子どもたちのアイデアを生かして、どんな美術館になるでしょう!?


続きをこうご期待下さい!!!
学校開放日に、参観をご希望の方は、必ずNPOハート・アート・おかやままでご連絡下さい。(info@heart-art-okayama.net

●和気町立藤野小学校
岡山県和気郡和気町藤野429
明治58月藤野小学校、野吉小学校、吉田小学校開設 のちに合併
学区の概要:学区は東は備前市吉永町、西は和気小学区、南は本庄小学区、北は日笠小学区に接してる。中央には剣道96号線及び山陽本線が東西に通っている。東西5,6㎞、南北3,1㎞、面積17,7㎢、人口2,677人、戸数1,098戸。元来農業が主であったが、最近では、備前・岡山方面に努める人が増え、兼業農家が多くなっている。
奈良時代末期から平安時代初期にかけて国政で活躍した、和気清麻呂の出身地。近隣には閑谷学校(江戸時代に岡山藩主池田光政によって創建された、岡山藩直営の庶民教育のための学問所)がある。

中央中学校×岩本象一ガムランワークショップ

岡山市立中央中学校F組×岩本象一さん

中学校の音楽室でガムランの演奏を一緒に行い、最終的にCDを作るという内容で進めました。
12月下旬にCDに焼き、3学期には生徒さんがジャケットを手作りし、世界に1枚しかないCDが出来る予定です。

★1018

岩本さんによる、インドネシア語講座。
インドネシア語で自己紹介してみました。

nama saya...... わたしの名前は、、、です

Terima kasih  ありがとう

Mari      じゃあね またね


インドネシアの多様な文化について、写真でジャワの風景をみながら話しました。
ジャワのゆるーい感じを写真で見てもらいました。
ジャワ人のこころのゆとり、内面的な豊かさ、相互扶助精神の強さを中心にお話。

最後は楽器にふれる時間。
次回から、演奏です~


★10/21 第二回目 

1、楽器紹介、楽器の名前、叩き方など

2、伝統曲をやってみる
suwe ora jamu というジャワの遊び歌
  


●F組の生徒と音楽を行う上で、寺尾先生から頂いたアドバイス
番始めに”授業全体の流れを説明してから始めた方が生徒は安心するとのこと。
例えば曲を何回繰り返してから終わるのかということなど。楽譜より黒板もしくは模造紙に大きく書いた楽譜で指示する方が良い。(楽譜だと手元ばかりみてしまう)

まず声に出して曲のメロディーをなぞってから楽器に移行する方が良い。

彼らは視覚から得た情報を理解するのがとても早い。

これは、一般的に誰にでも当てはまることですね~。

★10/28 第三回目 

1、今回の主題は自由。
楽器の新しい奏法や音探し。それらの成果を各自発表してもらう。

2、各自発見した音や奏法を生かし即興で合奏。
 生徒に輪になってもらい隣の生徒が出した音に順番に即興でどんどん音を足していくというもの。周し又自分の番がきたら別のアプローチで音を出しぐるぐるまわっていくという遊び。

まず、岩本さんがシンプルなテンポを提示、そして番目に音を出す人を指名。順々に音を重ねて、左手を挙げる(終わりの合図)まで続けました。
次に、指揮を生徒さん(UくんとIくん)にやってもらいました。
Uくんは独自の合図(野球の審判のセーフみたいな合図)で演奏を終わらせていました。これが、盛り上がるのです!!


★11/4 第4回目
 イメージに音をつける

ジャワの森をイメージしてみようということで森できこえてきそうな音を個々の楽器で表現してもらいました。それぞれ、詩的な表現で音を出す子もいたり、ちょっと戸惑った様子の子もいました。

あとスライドホイッスルを各自に配り鳥の鳴き声を作ってもらいました。


 ★11/8 第5回目 
イメージに音をつける続き。

前回生徒さんが出してくれた森のイメージを岩本さんが選んでA4サイズのカードにしてきました。鳥、、雷、静、?の五つ。
指揮者がかわるがわるカードを出して音をかえて遊ぶというもの。
各場面の音の出し方などを練習しました。

例えばカードの時は指揮者が地に足をつけたと同時に好きな音を発ならす、鳥カードのときは部の人はスライドホイッスルを使用する、指揮者の左手(音の大きさを表す)をよくみる、などなど。
色々ルールを加えましたが間違っても大丈夫。面白さが皆に伝わってきました!

ちょっとこの日、田野が録音してみました!
「録音ありがとうございました!テンポ早めの2回目、かなりいいですね〜すごいポリリズムです。音のうねりにびっくり!」(岩本さん)
収録が楽しみ!!!

★11/15 第6回目 
イメージに音をつける(前回の続き)

「前回に引き続きカードや指揮者の動きに合わせて音遊びをしました。今回は生徒たちにカードをかえる役、指揮者両方やってもらいました。僕が指揮をやるより彼らの指揮の方が断然面白くいいパフォーマンスでした。(くやしー)大体の道筋を作ってあげればそこから彼らは自由に発展させていくんだなあと思いました。すごい!緒に演奏にしていて楽しかったです。」(岩本さん)

★11/29 第7回目 
レコーディング

カード(お題)と指揮者の動きに合わせて音遊びの録音。指揮は二人組にして、組み合わせと順番を決め、飽きたら順番交代。応本番なので私語はできればなしで、という注意事項を加えて録音をはじめました。

「録音のスイッチ押すよー」と言うと、瞬時にみんなシーンとなり、「えっ?みんな、めっちゃまじめやん!」と、つっこんだ岩本さん!!!
神妙な顔つきで周りをしっかり見渡しながらカードをかえる役をしていた、Uくん!!!
カードの人と指揮者のやりとりが面白く、妙な駆け引きがいいパフォーマンスになっていました。

Hくん(最後の指揮者)は最後にふさわしい指揮っぷりを披露。
気づくと20分の大曲になっていました。音楽の寺尾先生も「こんなにまとまるとは!!!」と驚いていました。


岩本象一さんならではの、ジャワの風を感じる生徒さんとの関わりが、本当に心地よかったワークショップでした。
1月に、中学校の美術の授業で出来上がってくる、CDジャケットが本当に楽しみです~!!!

●岩本象一さん談
僕自身も楽しく作品に参加させてもらいました。
今回はインスト作品になりましたが声や歌パートも試してみたかったなあというのが少し心残りです。
 こういったワークショップを僕が主体で行うのは始めての経験でしたが、色々いい刺激になったし音楽を再び見直すいい機会になりました。何よりも彼らと遊ぶのが楽しかったなあと思います。
 ありがとうございました!

★★★岩本 象一(いわもと しょういち)
1981年4月30日生まれ 神戸出身
様々なグループやユニットで即興を主軸にドラムや打楽器、ガムランなどを演奏している岡山在住の音楽家。 神戸ジャワガムラングループ ふいご日和楽団代表。
2005年 大阪のジャワガムラングループ マルガサリに在籍
碧の森~もうひとつのガムラン~ 作曲家ヴィンセント•マクダモット氏を迎えてに参加。
明治安田生命社会貢献プログラム「エイブルアート•オンステージ」参加事業 ガムラン公演「さあトーマス」に参加。
2005年-2008年 インドネシア政府奨学生としてインドネシア国立芸術大学ジョグジャカルタ校(ISI Yogyakarta)に留学し伝統音楽や伝統舞踊を学ぶ。
大学以外にも王宮や村、ホテル、国営ラジオ放送局などで演奏する。
トニープラボウ(作曲家)、マイケルアスモロ(作曲家)、ヤノシュ・ネメス(サ
ックス奏者)、マルティヌス・ミロト(舞踊家)、鈴木一琥(舞踏家)など国内外問わず様々なジャンルのアーティストと共演。
帰国後岡山でジャワガムラン教室を開く一方、様々な教育機関でワークショップや公演を行っている。現在 ガムランネットジャパンウエストに在籍し、浜松楽器博物館 ジャワガムランの世界~古典から現代まで~、影絵幻想・ジャワのワヤン・クリ公演 に参加。
又、神戸ジーベックホール ワヤン•クリ ~生命の水はどこにあるか~公演にも参加する。

牛窓西小学校×会田大也 報告します!

瀬戸内市立牛窓西小学校6年生と会田大也さん
その後のワークショップはどうなったのかを報告します~!

20117月夏休み直前の暑い日。
「牛窓の魅力を伝えてみよう」と、会田大也さんが6年生の教室に!
自分たちが暮らしている町の風景や人の繋がりについて、子どもたちはどのようにとらえているのだろうと、会田さんもどきどき!
夏休みの間に、それぞれ考えてもらうことになりました。

2学期が始まって間もない96日。
再び会田さんが学校を訪れ、子どもたち一人ひとりがカメラで撮って来た写真データを受け取りました。




会田さんは、子どもたちが取材してきた現場を自分でも全部回ってきました。実は会田さんはスイカが大好物!!
牛窓のスイカは美味しいんです!


発表会に向けて、テキスト作りが始まります。

1126日学習発表会です。
牛窓は、江戸時代の外交使節団・朝鮮通信使の寄港地です。韓国舞踊を45年生が披露しました。
鉦や太鼓を打ち鳴らすサムルノリ   
華やかな扇の舞プチェチュム

そして6年生は、「私だけの景色 ~牛窓の風景~」として、1人ずつ写真とともに「自分が選んだ牛窓の魅力」を心のこもった自分の言葉で伝えていきました。



最後は、リコーダーで「カントリーロード」の演奏です。
保護者、地域の方たちが聴き入っています。


プログラムの締めくくりは、全校児童と先生による「夢をあきらめないで」でした。

この企画に参加して下さった牛窓西小学校のみなさん、先生方を始め地域の方々、本当にありがとうございました。

詳細については、会田大也さんが、下記のページで紹介して下さっています。
6年生の皆さんが発表した写真や内容、撮影した場所が分かります。
四季を通じて、美しい風景につつまれる牛窓。歴史や自然、人の温かさ、あなただけの風景を見つけに行ってみて下さい。



●瀬戸内市立牛窓西小学校 
岡山県瀬戸内市牛窓町鹿忍2166
明治5年8月小向の出射利吉氏宅で学問所を開設。8年に鹿忍小学校と改称。
学区の概要:人口:2505人(瀬戸内市39,978人)平成20年4月1日現在
面積:9,78㎞(瀬戸内市125,51㎞)
      自然:東西北は山を背に、南は瀬戸内海に面し、平地が少ない。平均気温17℃、瀬戸内式気候、山は畑としてよく開かれている。町は観光業に力を入れており「日本のエーゲ海」と称している。
      歴史:石器時代に続き古墳時代より開け、鎌倉時代には鹿忍荘となり、明治22年鹿忍村、大正13年町制施行、平成16年11月1日合併により瀬戸内市となる。
神功皇后三韓征伐の道中、この地で塵輪鬼(じんりんき=頭が八つの大牛怪物)に襲われたが弓で射殺。皇后が新羅からの帰途、成仏出来なかった塵輪鬼が牛鬼になって再度来襲、住吉明神が牛鬼の角をつかんで投げ倒した。この場所を牛転(うしまろび)といい、訛って牛窓になったという。