2010/06/30

秦川オープン



これまで修繕作業等は行ってきましたが、いよいよ秦川オープンです。

写真中央が、本日トークもして頂く
池上誼朗(いけのうえ よしお)さんです。

午前中は、秦川ゆかりの地を歩くということで、秦川邸の裏山にある浅尾藩の陣屋跡へと向かいました。
池上は浅尾藩の旗本であったとのこと。また、興味深い事に裏の陣屋跡に祭られている神社には、隠岐西ノ島の焼火神社の分社もありました。

焼火神社は海の神様です。海から離れた総社に海の神様があるのは、高梁川を渡っていた高瀬舟と関係があるそうです。(まだまだ調査中)

山歩きから帰宅後は、ハートアートの会員でもあり、総社に在住の小池さんが作っているネギ(そうめん)と夏野菜を頂きました。




さて、午後からは机をかこんで誼朗さんの話を聞きました。

池上秦川さんという人物像から、日田咸宜園での「教育」、江戸から明治への「時代の転換期」という点で、現代との共通点など、話はつきません。

途中、誼朗さんの自宅から、古い秦川邸が映っている貴重な映像を持ってきて頂き、ますます話は盛り上がりました。

また、こうした映像を撮っていたり、茶や座禅を楽しんだり、この家で茶碗を作ったりしてたのが、誼朗さんの父である「ハルオ」さんだということが解りました。

ハルオさんにまつわるエピソードは多く、これからの活動の鍵を握ることになると思います…。






後半は、それぞれの感想からそれぞれが今思っている事を素直に発表し合う話になりました。
空間実験室(青森)の日沼さん、アーティストの岡田さんも、それぞれの視点からこの場所について語ってくれました。
また、誼朗さんの左、池上眞平さんは、ハートアートとこの秦川邸を繋げてくれた人の一人です。

何故、このような活動の拠点として関心をもちはじめたかなど、根本的な話から、ブログでは書ききれない深い話まで、話はつきませんでした。

(後日、模造しを整理し、なんらかの形で発表したいです。)


←トークの時は秦川さんと、息子の勢平さんの肖像画が描かれた軸です。



さて、翌日は、日沼さんのアドバイスを受け、修繕作業のスタートです。

土壁の天井を取り除いた時の土を再利用し、剥がれた壁の補修を行います。

この作業に関しても、改めて記事を書く必要あり。

秦川邸は、まだまだ修繕する箇所も多くあります。しかし、完成して綺麗にする事が目的ではありません。

人が集まって、この場所の気配を感じなが、集まった人で話をしていく。今後の秦川もそうした場所になっていくのではと思いました。