2010/02/11

《子どもとアーティスト》タノタイガさん 番外編

番外編

無事ソリレースが終わって森へと帰っていった妖精タノタイガさん。
子どもたちの生活もまた日常に戻ってゆきます。
上斎原小学校で過ごした一週間の間、子どもたちとの間以外でも実はたくさんのドラマが生まれていました。
最後に、番外編としてこの一週間の上斎原でのタノタイガさんとスタッフの舞台裏をお送りしたいと思います。

学校が終わった後も実は妖精さんは大忙し。
この一週間の間、タノタイガさんと私たちスタッフは学校のすぐ近くにある教職員住宅の一室をお借りして生活していました。
最終日にみんなにあげた毛メダル・毛バッヂもこの部屋での毎晩の内職で一つ一つ手作りされたもの。
このブログもこの部屋で書いたものを「いつき温泉」や学校の職員室でアップさせてもらっていました。
朝食と夕食は自炊をしていました。
私たちの生活を見て、同じ教職員住宅に住む小学校の養護の先生が毎日おかずを差し入れしてくれるように!うれしくてそしておいしい!私たち三人は先生の優しさに助けられていました。
お隣の部屋に住む中学校の教頭先生がおでんを作って持ってきてくれた夜も。
みんなで一つのこたつを囲んでの夕飯はとても楽しくおいしかったです。アートの話や教育の話、子どもたちの話などお互いに新鮮な話題ばかり。このような出会いがあることもまた滞在制作の醍醐味の一つです。

最終日、ソリレースが終わった後にも先生方がおつかれさま会を企画してくださいました。
ほとんどの先生が出席してくださり、会は大盛り上がり。地元料理のぼたん鍋と海鮮鍋をいただきながらのおしゃべりは尽きません。
妖精さんの行動の中から普段の職員室で話題になっていた話や、最初、アーティストがやってくるということが実はとても不安だったこと、妖精さんが現れてからの子どもたちの変化など、先生の視点からの本音や感想が聞けた貴重な時間でした。
本当に多くの方が妖精さんのことを受け入れて応援してくれていることが様々な場所で伝わってきます。

(打ち上げをしたお店のレジには写真入りサインが飾られました。)
上斎原を出る日にはこの一週間で一番の積雪が。例年に比べて雪がとても少ない今年の冬。これが上斎原のいつもの風景に一番近いものなのかもしれません。
上斎原を出発してすぐ、岡山へ向かう通り道に奥津温泉という足踏み洗濯で有名な温泉街があります。
せっかくなので疲れを癒していこうと河原にあった温泉に入るタノタイガさん。ぬるめの湯加減が気持ち良さそうです。
ちょうどタノタイガさんがお風呂に入った時間帯は、猛吹雪でした。

学校でも学外でも様々な出会いと物語が生まれたこの一週間。
たくさんのことを経験し、学んだとても濃密な一週間でした。
最後に、上斎原の皆様をはじめ今回の企画でお世話になった方々に深くお礼を申し上げたいと思います。
これにて、妖精タノタイガさんのレポートを終わらせていただきます。
ありがとうございました!!

2010年2月8日
文責:山口麻里菜