2010/02/05

子どもとアーティスト タノタイガさん4日目

2010年2月4日(木) 4日目

上齋原小学校でのソリ制作がはじまって早四日。
いよいよ、学校での制作は今日が最後となりました。

すべての班がソリの組み立てを終えて、今日はみんなで最終仕上げです。
少しずつ形が見えてきてわくわくも高まってきました。
骨組みので出来たソリにそれぞれのグループが色を塗ったり布をまいたり、飾り付けをしていきます。
一年生から六年生までが同じチームにいる今回のグループ。今日はソリと衣装に分かれていたメンバーも一緒になって最後の作業を進めていました。
外に出て紐の色を塗るチームも。
上級生にペンを持ってくるよう頼まれたけれど、何色がいいのかわからないので全色持っていこうとしている様子。
子どもたちと同じように一生懸命になってくれる先生方。

妖精の衣装も続々完成しています。試着をして最終調整。
今回、チームの中でソリに乗る妖精役は一人から二人なので、衣装を着るのもその妖精役の子だけなのですが、応援するメンバーも同じチームの仲間。
気合いをいれて一丸となるために、それぞれのチームでメンバーおそろいのアイテムも作っています。
あっという間に最後の授業が終わりました。
駆け抜けるような四日間を終え、いよいよ明日は完成したソリでのレースです!

今日も子どもたちは、午後からスキー学習でした。火曜日と同じようにバスでゲレンデへ向かいます。
しかし、今日はスキー靴をはいていない妖精。
このゲレンデは明日のレースの舞台になるため、今日はレースのためのコース作りをしていました。コースには起伏や障害物などを入れたいと考えた妖精、まずは雪を持って丘を作ります。
妖精をお手伝いしてくれる校長先生と教頭先生。
途中まで作った丘で試走。安全性を確認するために教頭先生が身を犠牲にして試乗してくれました。楽しそうに見えますが、決してはしゃいでいるわけではありません。
雪を運んでは固めて少しずつ作っていきます。しかし、難関ポイントになるぐらい大きな丘づくりはなかなか大変。その時・・・
スキー場の方が、今夜除雪する時に除雪車で雪を運んで丘を作ろうか?と声をかけてくれました!
「妖精のためなら!」と言って快く協力してくださったスキー場の皆さん。ありがとうございます。

ほかの障害物も準備ができて一安心。
あとは明日のレースにそなえるだけ!


一方、最近よく町や学校など、いろいろな場所で子どもたちのお父さんやお母さんにお会いする機会があります。実は妖精に協力してくれたスキー場の方のうちの一人もある子どものお父さんでした。
どうやら子どもたちは家に帰ると家族に妖精のことを話しているようです。
妖精との出来事が楽しかったこととして家族の中での話題になっていることが、また妖精や私たちにとってもうれしい事になっています。

今日までの短い時間のなかで、妖精と子どもたちの間にはすでに様々なドラマが生まれてきました。
そしていよいよ明日は最終日、これまでの集大成となる運命のソリレースです。
どんな試合が展開されてゆくのでしょう。みんなの一週間の頑張りが存分に発揮されるといいなと思います。

文責:山