2010/02/16

《G0!GO!GO!》「ここにしかない」に出会えるお店


GO!GO!GO!

3/1から3/31までの期間限定ショップ。
10:00~19:00(休業日:3/9(火)、3/16(火))

岡山市表町栄町商店街に、新しいお店が出来ます。

「ここにしかない」に出会えるお店

GO!は、向かっていくこと
GO!は、売れること 流通すること
GO!は、時を打つこと
GO!は、心が躍る、鼓動が高鳴ること
GO!は、あるがままにあること

NPOハート・アート・おかやまは、芸術文化を取り入れた豊かな生活が日常的にできるよう、「アートリンク・プロジェクト」「笠岡諸島カルチャーリンク」「芸術と食の地産地賞プロジェクト」などを継続実施しています。いずれも長期コラボレーションや特別な場所でのワークショップを基本にし、多くの高齢者・障害のある人や子どもを含めた市民に表現活動を提供しています。人と人とが出会い、繋がり、感性を交換することで新しい概念が生まれるというアートの視点から、市民の日常に新たな芸術文化の可能性を探っています。地方都市の資源や地域性を考えたとき、抱える課題として少子高齢化や障害のある人への支援、中心部の人口空洞化や空き店舗の問題などが、「障害」としてあげられますが、しかし見方を変えると、障害とは人と人との間にあるものであり、「間」とは人と人との繋がり・関係性であるといえます。アートリンクの視点から、食や日常を再発見し、岡山の魅力を探ろうと考えました。それぞれの存在が、それぞれの地域において「かけがえのない存在」であることを感じられるように、アーティストや全国のサポーターと連携し、ここにしかない商品として売ることでアクチュアリティのある関係性を紡いでいきたいと期間限定のお店をつくりました。

【ワークショップ】
(定員のあるワークショップに参加希望の方は電話かメールにてお申込み下さい。)

◆「ゆうじと風呂へ行こう!」
趣味は歌うこと、周りを楽しませること、そしてシャワーを浴びること。そんな雄司くんが描いたイラストが“日本手拭い”になりました。オールアドリブのゆうじワールド。何が起きるか…。湯上がりライブ付き。
進行:片山雄司

3月6日(土)20日(土)16:00-17:30
参加者:先着5名(男性限定)
参加費:1000円(手拭い代、入浴代含む)

◆「センターワークショップ-3月はフルパワー-」
アートリンクセンターで毎月行っているものづくりワークショップを、今月は毎週開きます。ここで作成したものが、1階のお店で販売されるカモ…。

3月6日(土)13日(土)20日(土)27日(土)10:00-12:00
参加者:10名程度
参加費:1000円(NPO会員800円)(材料費等含む)

◆「伊丹宏太郎マンガ教室-体験入学-」
アートリンク・プロジェクトから発展したマンガ教室。普段は、連続した講座形式でマンガを描いていますが、今回は一日だけの体験入学生を募集します。自作マンガをお披露目したいという方も大歓迎です。もちろん見学だけでもOKです。
進行:伊丹宏太郎+真部剛一

3月6日(土) 20日(土)14:00-16:00
参加費:1000円(材料費等含む)(見学は無料)
定員:5人

◆「エノホンえんむすびプロジェクト」
アートリンク・プロジェクト2007のペア長谷川海+清水直人の作品「エノホン」。「エノホン」は絵だけの7コマ漫画。ここに、第三者の表現が加わることでさらに面白くなる。これまで、絵本作家や詩人、演劇家とのコラボ歴多数。自分だけのカスタマイズエノホンを作ってみませんか?
進行:長谷川海+清水直人

3月7日(日)10:00-12:00
参加費:1000円(エノホン代金含む)
定員:10名

◆「ダジャレターでびっくりした」
突然手紙を書いて周囲をびっくりさせる文香さんと、ダジャレで日記を書いたりテレビ番組のダジャレを記録している友實くんの手紙やダジャレがそのままレターセットになりました。開けてびっくり、クスッと笑えるレターセットで、誰かに手紙を書いてみましょう。当日手紙を出したい人の住所を用意していて下さい。
進行:友實佑介+山本文香+湯月洋志

3月21日(日)10:00-12:00
参加費:1000円(レターセット代金含む)
定員:10名

◆「カバーにハンコ」
消しゴムを、削って、切って、ハンコを作ります。色んな形を組み合わせて、布製ブックカバーに模様を描いてみましょう。
進行:横谷優子

3月21日(日)14:00-16:00
参加費:1000円(ブックカバー代金、材料費含む)
定員:10名

◆「カラフルケーキを再現しよう」

画用紙一面にマジックでカラフルなケーキを並べて描く藤原えみちゃん。今回GO!GO!GO!オリジナル商品では、ケーキのシールを作成しました。そのケーキの中から一つを選び、なんと本物のケーキをつくって食べます。
進行:片山悦子

3月22日(月・祝)
参加費:1000円(ケーキのシール代金、材料費含む)
定員:10名
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【トーク】

◆「瓢箪から駒」(実は商品開発会議)
「あんな落書きがこんな商品に?」「うちでは困る事だったことが、作品に!?」という、笑えるトークも続出。毎回いろんな人の視線で作品やエピソードを鑑賞し、「新商品」として開発してしまうこの会議。出入り自由、お気軽にご参加下さい。(もちろん当日現物の持込み大歓迎です。)
進行:ハート・アートおかやま

3月7(日)14日(日)27日(土)28日(日)14:00-16:00
参加費:無料

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【講座】
(いずれも出入自由・入場無料)

◆第1回
<コンパクト経済が日本を変える> 
講師:加藤 種男(かとう たねお)アサヒビール芸術文化財団事務局長
3月5日(金) 
19:00-20:30

「生産地や制作者と市場は近い方がよい。」「制作のプロセスは見せる方が面白い。」「地域にアーティストがいなきゃ困る。」経済と文化の交差点を岡山ならではのご意見も参加者から受け付けながら進めていきます。

◆第2回
<地域をデザインする> 
講師:樋口龍二(ひぐちりゅうじ)
3月12日(金)
14:00-17:00

福岡市内にあるクリエイティブな作業所、工房まるの代表理事 障害のある人のあるがままを受け入れ、それを地域でそのまま「お仕事」にするユニークな発想を聞いていきます。

◆第3回
<社会と福祉の繋ぎ方>
対談:播磨 靖夫、久保田 翠
3月13日(土)
13:00-16:00

人が、地域が、社会が活性化していくということは、いったいどんなことなのでしょうか。

播磨 靖夫(はりま
やすお)
財団法人たんぽぽの家を奈良で創設してから今日まで、福祉・芸術・地域の分野をゆるやかに横断しながら成熟社会を構想している。

久保田 翠(くぼたみどり)
NPO法人クリエイティブサポートレッツ理事長、環境デザイナー、静岡大学農学部非常勤講師。2009年より個人のまなざしを基軸とした「たけし文化センター」を設立。2010年より障害者福祉サービス事業も着手する。


◆第4回
<岡山県の食文化と今 >
対談:若林宏之、田野智子
3月18日(木) 16:00-18:00

昨年末に倉敷で行われた県民文化祭。そのテーマ「食」「綿」から、地域の特産と文化について話していきます。

若林 宏之(わかばやし ひろゆき)岡山県文化振興課参事
田野 智子(たの ともこ)NPO法人ハート・アート・おかやま代表理事


◆第5回
<瀬戸内の今昔 >
講師:天野正(あまのただし)白石島公民館長
3月19日(金)
14:00-16:00

少子高齢化が深刻とされる瀬戸内の島。しかしそこに生きている人たちは、豊かな文化と自然に囲まれ生き生きと暮らしています。本当に大切なものを考える時間です。


◆第6回
<コミュニケーションを楽しむ余裕をつくるデザイン>
講師:西村 隆彦(にしむら たかひこ)
東京都在住 デザイナー九州芸術工科大学工業設計学科在学中、国内外のデザインコンペ受賞。福祉作業所「工房まる」のサポート、アートディレクション、九州大学ユーザーサイエンス機構「子どもプロジェクト」のアートディレクション。2009年ユニット「Blanket Design」設立。
3月25日(木)
16:00-19:00 

新商品の開発や、あとちょっとで商品になりそうなものなど、参加者のトークも交えてデザイン会議にしていきましょう。

【お問いあわせ】 NPOハート・アート・おかやま700-0822岡山市北区表町2-7-23 2Fアートリンクセンター内Tel/Fax:050-3103-4289 E-mail;info@artlinkcenter.net

2010/02/11

《子どもとアーティスト》タノタイガさん 番外編

番外編

無事ソリレースが終わって森へと帰っていった妖精タノタイガさん。
子どもたちの生活もまた日常に戻ってゆきます。
上斎原小学校で過ごした一週間の間、子どもたちとの間以外でも実はたくさんのドラマが生まれていました。
最後に、番外編としてこの一週間の上斎原でのタノタイガさんとスタッフの舞台裏をお送りしたいと思います。

学校が終わった後も実は妖精さんは大忙し。
この一週間の間、タノタイガさんと私たちスタッフは学校のすぐ近くにある教職員住宅の一室をお借りして生活していました。
最終日にみんなにあげた毛メダル・毛バッヂもこの部屋での毎晩の内職で一つ一つ手作りされたもの。
このブログもこの部屋で書いたものを「いつき温泉」や学校の職員室でアップさせてもらっていました。
朝食と夕食は自炊をしていました。
私たちの生活を見て、同じ教職員住宅に住む小学校の養護の先生が毎日おかずを差し入れしてくれるように!うれしくてそしておいしい!私たち三人は先生の優しさに助けられていました。
お隣の部屋に住む中学校の教頭先生がおでんを作って持ってきてくれた夜も。
みんなで一つのこたつを囲んでの夕飯はとても楽しくおいしかったです。アートの話や教育の話、子どもたちの話などお互いに新鮮な話題ばかり。このような出会いがあることもまた滞在制作の醍醐味の一つです。

最終日、ソリレースが終わった後にも先生方がおつかれさま会を企画してくださいました。
ほとんどの先生が出席してくださり、会は大盛り上がり。地元料理のぼたん鍋と海鮮鍋をいただきながらのおしゃべりは尽きません。
妖精さんの行動の中から普段の職員室で話題になっていた話や、最初、アーティストがやってくるということが実はとても不安だったこと、妖精さんが現れてからの子どもたちの変化など、先生の視点からの本音や感想が聞けた貴重な時間でした。
本当に多くの方が妖精さんのことを受け入れて応援してくれていることが様々な場所で伝わってきます。

(打ち上げをしたお店のレジには写真入りサインが飾られました。)
上斎原を出る日にはこの一週間で一番の積雪が。例年に比べて雪がとても少ない今年の冬。これが上斎原のいつもの風景に一番近いものなのかもしれません。
上斎原を出発してすぐ、岡山へ向かう通り道に奥津温泉という足踏み洗濯で有名な温泉街があります。
せっかくなので疲れを癒していこうと河原にあった温泉に入るタノタイガさん。ぬるめの湯加減が気持ち良さそうです。
ちょうどタノタイガさんがお風呂に入った時間帯は、猛吹雪でした。

学校でも学外でも様々な出会いと物語が生まれたこの一週間。
たくさんのことを経験し、学んだとても濃密な一週間でした。
最後に、上斎原の皆様をはじめ今回の企画でお世話になった方々に深くお礼を申し上げたいと思います。
これにて、妖精タノタイガさんのレポートを終わらせていただきます。
ありがとうございました!!

2010年2月8日
文責:山口麻里菜

2010/02/07

《子どもとアーティスト》 タノタイガさん 最終日

2010年2月5日(金)最終日

いつきの森の代表が決まる運命の日がやってきました。ソリレース開始は午後1時30分です。午前中、子供たちは授業があり妖精さんはコースの最終チェックをしにスキー場へと向かいました。
スキー場に着くと、昨日約束してくれていた通りスキー場の方(生徒のお父さん)が除雪車で雪を運んでくれていました。
「おはよう!妖精さん。雪の量はこんな感じでいいかな?OKだったら後は慣らしとくよ。」
校長先生と教頭先生も、今回のレース用に妖精さんには内緒で看板を作ってくれていました。いつきの森ソリレース開催に向けて、周囲の大人たちもどんどん盛り上がってきています。トーナメント表も完成しました。子供たちはそれぞれ、風、森、氷、空、水、星とテーマを決め、その妖精となり本日のレースに出場します。
レースはトーナメントで行い、第1、2試合の勝者はそのまま決勝へ、3試合目に敗者復活戦をおこない、勝った1チームを加えた3チームで決勝戦を行いますコースが完成すると、一先ず学校へ帰り給食タイムです。妖精さんが、「ごちそうさまでした。」と言うとまだ食べ終わってない子供たちも悲鳴を上げながら自分の歯ブラシを守りに給食室を飛び出します。先生方も笑って見ている和やかな給食時間も、今日で最後となると少し寂しくなってきます…
給食後はすぐにバスでスキー場まで移動します。カゴに妖精の衣装を抱え、選手たちがやってきました。
地元ケーブルテレビの取材もやってきました。
「今のお気持ちは?」「上齋原に滞在してどうですか?」などなど。ちなみに、カメラマンの女性も生徒のお母さんなのです。
妖精の衣装にも着替え終わり、いよいよソリレース大会スタートです。妖精タノタイガさんの司会っぷりも素敵です。では、子どもたちの激戦の様子と共に、コース紹介もしていきます。
スタート直前、子供たちの表情から緊張が伝わってきます。
一人がソリに乗り、二人が引くと押す係りになります。レースは一周約100メートルのコースを2週、一週目で乗るひとも引っ張る人も交代します。誰がどの係りをするか、チームで作戦を立てます。
スタートすると先ずハードルくぐりです。低い体勢でハードルをくぐります。
保護者のみなさんも見守っています。
心臓やぶりの丘を越え、一気にかけおりると急カーブがあるなど、楽しいコースになっています。
2週目は追加で、雪の中からボールを捜し、カゴにシュートしなくてはなりません。(中には食器のボールも入ってます。)
特別試合として、子供たちが作ったソリにその班に担当していた先生が乗り競争するレースも行われて大盛り上がり。
そして、栄えある優勝は、ただ今激走中の“森”チームでした。
興奮が冷めないまま、表彰式が行われました。
「勝ったチームも素晴らしかったですが、上齋原小学校のみんなの走りに感動しました。」
と、全員に妖精さんの地毛(お尻の部分の毛らしい…)で作られた毛バッチが贈呈されました。r>
「えーいらないー」と嫌がる子がいれば、「何か臭い」と匂いを嗅ぐ子まで…。
最後の最後まで人気ものの妖精さん。



そして、優勝チームには地毛で作られた金メダルならぬ“毛メダル”が贈呈されました。妖精さんによると、この“毛バッチ”“毛メダル”を枕元に置いて寝ると、夢の中で妖精さんに出会えるとのこと。

記念写真も撮りました。
さてさて、そろそろバスの時間も近づいてきました。ちょっとバスが遅れていて、時間いっぱいまで妖精さんと遊ぶ子供たち。
と、突然妖精さんに羽が…。どうやら妖精さんも森に帰る時間が来たそうです。

「さよならー妖精さん、またねー」と見送るみんなの声を背中に受けて、リフトに向かって走り出した妖精さんは、そのままリフトに乗って森の中に消えて行きました。

帰りのバスの中に乗り込んだ子供たち。今回お手伝いをした僕や山口さんに手を振ってくれる子に紛れて、数名の子は遠く森を見つめているように見えました。


文責:湯月 洋志

2010/02/05

子どもとアーティスト タノタイガさん4日目

2010年2月4日(木) 4日目

上齋原小学校でのソリ制作がはじまって早四日。
いよいよ、学校での制作は今日が最後となりました。

すべての班がソリの組み立てを終えて、今日はみんなで最終仕上げです。
少しずつ形が見えてきてわくわくも高まってきました。
骨組みので出来たソリにそれぞれのグループが色を塗ったり布をまいたり、飾り付けをしていきます。
一年生から六年生までが同じチームにいる今回のグループ。今日はソリと衣装に分かれていたメンバーも一緒になって最後の作業を進めていました。
外に出て紐の色を塗るチームも。
上級生にペンを持ってくるよう頼まれたけれど、何色がいいのかわからないので全色持っていこうとしている様子。
子どもたちと同じように一生懸命になってくれる先生方。

妖精の衣装も続々完成しています。試着をして最終調整。
今回、チームの中でソリに乗る妖精役は一人から二人なので、衣装を着るのもその妖精役の子だけなのですが、応援するメンバーも同じチームの仲間。
気合いをいれて一丸となるために、それぞれのチームでメンバーおそろいのアイテムも作っています。
あっという間に最後の授業が終わりました。
駆け抜けるような四日間を終え、いよいよ明日は完成したソリでのレースです!

今日も子どもたちは、午後からスキー学習でした。火曜日と同じようにバスでゲレンデへ向かいます。
しかし、今日はスキー靴をはいていない妖精。
このゲレンデは明日のレースの舞台になるため、今日はレースのためのコース作りをしていました。コースには起伏や障害物などを入れたいと考えた妖精、まずは雪を持って丘を作ります。
妖精をお手伝いしてくれる校長先生と教頭先生。
途中まで作った丘で試走。安全性を確認するために教頭先生が身を犠牲にして試乗してくれました。楽しそうに見えますが、決してはしゃいでいるわけではありません。
雪を運んでは固めて少しずつ作っていきます。しかし、難関ポイントになるぐらい大きな丘づくりはなかなか大変。その時・・・
スキー場の方が、今夜除雪する時に除雪車で雪を運んで丘を作ろうか?と声をかけてくれました!
「妖精のためなら!」と言って快く協力してくださったスキー場の皆さん。ありがとうございます。

ほかの障害物も準備ができて一安心。
あとは明日のレースにそなえるだけ!


一方、最近よく町や学校など、いろいろな場所で子どもたちのお父さんやお母さんにお会いする機会があります。実は妖精に協力してくれたスキー場の方のうちの一人もある子どものお父さんでした。
どうやら子どもたちは家に帰ると家族に妖精のことを話しているようです。
妖精との出来事が楽しかったこととして家族の中での話題になっていることが、また妖精や私たちにとってもうれしい事になっています。

今日までの短い時間のなかで、妖精と子どもたちの間にはすでに様々なドラマが生まれてきました。
そしていよいよ明日は最終日、これまでの集大成となる運命のソリレースです。
どんな試合が展開されてゆくのでしょう。みんなの一週間の頑張りが存分に発揮されるといいなと思います。

文責:山