2009/08/13

アートリンク島の活動日記

やってまいりました。ハートアートおかやまのアートリンクプロジェクト。
制作の現場、島の暮らし、瀬戸内の海を五感フル回転して学ぶべく、
アサヒ・アート・フェスティバル2009企画間交流プログラム「つくり手を作る!」で、やってまいりました。
千葉県船橋市のアートNPO、コミュニティアート・ふなばしの山浦彬仁です。
私が見た、アートリンク・プロジェクトの現場をちょろっと報告します。



千葉県白井市の駅を5時出発。西へ西へ西へ
新倉敷で新幹線から山陽本線に乗り換え「笠岡」駅で下車。
笠岡港から三洋汽船のフェリーに乗船しました。





三洋汽船は1日往復3便の、本州から笠岡7諸島を結ぶ汽船です。
乗船するや、船の中には人でいっぱい。
定員200名ほどの船にはお年寄りのラッシュ。
みな、本州へ買出しした後なのか、皆さん買い物袋や箱をたくさん持って乗ってから乗車しています。
平日の昼下がりの便ということもあって、病院帰りのお年寄りが多数乗船していました。

青い空、青い海、浮かぶ緑のしま。
千葉の海とは異なる瀬戸内の海美しさに、ただただ見とれるばかり。



白石島到着しました!!
皆様にお出迎えして下さりました!!
今年のアートリンクプロジェクトは白石島、真鍋島2つの島、8か所で開催されます。

(写真4)


到着するや、早速作業にとりかかります。
村木美乃里+岡田毅志ペアの展示場となる、空家の掃除です。

皆で、壁を取り払い、畳をはがし、家具を整理し、きれいにします。
押入れの中からは「昭和天皇崩御」を伝える朝日新聞が発掘。

(写真5)

隠岐島の外浜まつりアーティストの岡田毅志さんの手つきの慣れていること。
ばっさばっさ、畳をはがしていきます。

(写真6)

掃除がひと段落し、海へ。
思わず声をあげてしまうほどの砂浜の美しさ。

村木+岡田ペアの作品に使う、砂をシャベルで掬って、ざるでさらし、運びます。
展覧会に必要な450キロに向けて、毎日少しずつ掬っていきます。



働いた後は、汗を流しに海へ
青い空、青い海。
冷たい海水が体に沁みて、ここちよい。


白浜の海にはたくさんの生物がいます。
ヒトデ、さかな、ヤドカリ、貝…
アートリンクプロジェクト、参加ペアの延谷大和さんは「海洋生物博士」
ツメタガイの卵を教えてくれました。
また地面に敷き詰まっている、ワカメの裏には、たくさんの会の卵がつまっています。


やどかりを捕まえてきました。



海からあがれば、すぐに夕食。
夕飯は、シェフ田野の手作り料理。
盛ってあった料理が、あっという間にさらになっていきます。


(写真11)

夕飯後、公民館で行われている子どもたちと村のお年寄りたちとの「白浜踊り」の練習へ
「白浜踊り」は、300年ごろ前から島に伝わる、盆踊り。
現在は国の登録無形重要文化財に指定されています。

お盆に向けて、毎年夜な夜な踊りの練習会が島では開かれます。


練習会を主催しているのは、公民館長の天野さん。
天野さんの掛声に合わせて輪になります。

僕の住んでいる東京の盆踊りと言えば、テープに合わせて踊る盆踊りのは全く違います
老若男女が太鼓に合わせて謡、掛声かけての、盆踊り。
「いよよーいのよい、よよーいのさ―」と
「♪那須野与一が~源氏が~平家が~」と「白浜踊り」の謡は、源平合戦を謡います。
最盛期には120ほどのバリエーションがあったとのこと。



踊りは、すべてで12種類。
この日は「基礎の基礎」ほど、一番簡単な「月踊り」と「笠踊り」を練習。
一番ベーシックな形ですが、独特の手つきにてこずります。
子どもたちに教えてもらいながら、1時間で70%くらいはマスターできたかな?
「いよーいのよい、よーいのよい」と皆大声で歌います。
おどっていたら、「12年間、毎年来れば、毎年認定書をやるよ」と言っていただけました。


1時間みっちり踊って、散会。
明日は湯月さんのワークショップ、みんな着てくださいね~。

帰り道、海の中には緑の蛍光色が!!
なんと波の刺激に「海ほたる」が光っています