2013/02/11

学校でワークショップをやっています

今年度も、岡山県内の3つの学校にアーティストがやってきています。

岡山県備前県民局との協働推進事業として、3つの学校に行っています。


☆岡山空港近くの、岡山市立馬屋上小学校×清水直人さん

全校児童23人が、デジカメを使って、コマドリ写真をとっていきます。
「馬屋上小学校23の不思議」という作品が2月22日に発表されます。





☆今年度で閉校する、瀬戸内市立玉津小学校×青地大輔さん
約1年間の期間、子どもたちが撮りためてきた写真を現在編集中です。青地さんと一緒に編集していく作業が続きます。
3月20日の閉校式で、地域の人に配っていく予定です。





☆赤磐市立山陽西小学校×九津見友行さん×住中浩史さん
天神MAM展の廃材を生かして、空間づくりをした教室に、大きな壁画ができています。2月18日から2週間、公開します。
2013年は、創立40周年を迎える山陽西小学校は、田野にとっても大切な場所です。
ここで、子どもたちと作品を展示していきます。




天神MAM展をしました

2012年11月3日から12月2日まで、岡山県民文化祭「岡山芸術回廊」の企画に参加しました。
といっても、単独ではなく、マエム企画の下村英之さんらとともにです。

これは突然来た話ではなく、岡山で国民文化祭があったときに、電車カメラで人や場所を繋ぐというスタンスで参加してから、ここ3年の間、毎年秋になると、岡山電気軌道東山線を使って「電車カメラ」を行っていました。

今年も電車カメラは走りました。三友周太さんと佐藤時啓さんと、タマ電車。


今年は、テレビ取材が多くあり、乗客は満員御礼状態でした!!!


今年は、なんと、1012年3月まで岡山市立後楽館高校だった、地上5階地下1階のビル全部を使って、展覧会を行いました。

参加された作家は、木村崇人さん、佐藤時啓さん、住中浩史さんらのチームと、岡山県内の作家、花田洋通さん、島村敏明さんたち。

佐藤時啓さんは、昨年度のルネスでの展示に続いて2度目の参加です。

校舎の中に、外の光が入ってきます。


木村崇人さんは、AAFで出会ったのがきっかけです。今回の展示のテーマである、自然、環境、食を考えていくと、どうしても木村さんは外せません。
学校の教室の中に、森や木漏れ日、祈りや光を求めた闘いの部屋が生まれてきました。3階の全フロアーは、「おにぎりエネルギー」という作品です。その部屋を繋ぐのが「水」です。水は、川となって、田畑を潤し作物を作ります。

ワークショップで、川ができ、いよいよオープンです!!!!




住中さんは、約3カ月岡山に住み、いろいろな人とリンクしていきました。展覧会が終わっても、人の繋がりは残る。と、屋台を作っては、新たな企画を生みだして行きました。
それは、後に報告する、学校にも来ました。
これは、DIY屋台ですね。

カフェやトーク、ワークショップなどありました。

AAFで知り合った、田仲さんも福島から来られました!
総社で田んぼを見たり、岡山でMAMに来たり、倉敷に行ったり!!!そうそう、田野が勤務している小学校にも来られました。
詳しくは、AAFのレポートを参照ください。




様々な人が集い、新たな企画が生まれて行きました。写真家も、ドーナッツ屋さんも、足揉み屋さんも、有害獣の肉を捌く人も、中山間地域の耕作者も、みんな未来を作る人。
子どもも、大人も、お年寄りも。笑みがこぼれる空間でした。


これからの岡山の未来、自然や人の繋がり、子どもたちの笑顔など良い予感がしました。
関わってくださった方、本当に、ありがとうございました。

2012年秋の秦川の活動報告

秦川邸の活動報告

今年のテーマは、「通学路と寄り道」です。
その人が育った環境や背景、それを通学路を一緒に歩き、話をしながら探っていこうというものです。
実は、6月から京都で育った池上眞平さんの通学路を歩いたことに端を発しています。


今回は、10月6~7日に、アーティストの岡田毅志さん、伊達伸明さん、池上眞平さん、田野智子の4人が、それぞれの通学路の風景を持ち寄り、話すことから始めました。

そして翌日は、私の通学路と遊び場だった路地歩き。

ちょっと気恥ずかしい感じがします。




AAFの検証委員の石幡愛さんや、加藤種男さんもみえました。

そして、隠岐の西ノ島からは、焼火神社の宮司松浦道仁さんも来られました。


11月3日は、秦川没後100年祭です。
それに合わせて、2012年8月に、大分県日田市の咸宜園を訪問してきました。今から約150年前に日田で学び、岡山に帰京して、この地で教べんをとっていた秦川は、その後東京で「大日本租税史」の編纂に携わります。
晩年は、その総社で暮らしていましたが、詳しい資料はあまり残されていません。

今回の100年祭に出席される、咸宜園の館長と学芸主任、そして広島大学の先生も訪ねてこられました。

咸宜園で学び、各地に塾を開いた人は多くいたとされます。その足跡と、現在の地域の教育力などを関係づけて調査していきたいと、興味は尽きません。

岡山県は、教育県と言われてきました。
現在、教育や子どもを巡る問題は山積です。しかし、近世の岡山の教育や文化度は決して低くはありませんでした。
秦川の繋がりや、現在の通学路から、アートの視座から教育問題にアプローチしたいと考えます。

9月の豊島

2012年9月22~23日 瀬戸内に浮かぶ豊島に行ってきました。安岐理加さんの行う「てしまのまど」に参加するためです。
数年前の芸術祭で訪れてから、行っていなかったので久しぶりの豊島です。


今回は、参加者みんなで、ビデオカメラを持って路地を歩き、1分間の映像をとる「レモスコープ」の手法です。といっても、初めての人たちと、初めて出会う人や路地。何が起こるのかわくわくします。


豊島の土塀や、古い家を見ながら、ひょっこりと出会う人との会話。


そして、翌日は、産業廃棄物処理場へ見学です。
問題については知っているけれど、現場を見るのは初めてです。



瀬戸内海は風光明媚と言われてきました。しかし、昔から海軍の基地や、銅の精錬所といった危険を伴う工場。あるいは、結核療養所や、らい病患者の隔離施設などがあちらこちらの島にはありました。
日本の発展の裏には、「無いことになっている場所」がある。日本各地に、これに近い状況があるのではないでしょうか。

季節を変えて、何度でも来ようと思いました。

2012/08/19

島の盆踊り

今年も、笠岡諸島のお盆の行事に参加しました。
まず、今年の夏に、笠岡諸島を結ぶ三洋汽船に新造船ができていました。運よく乗ることができました。

朝のうちは、海は凪いでいました。


真鍋島に上陸。

桟橋で出迎えてくれるのは、ヒロシさん。「おう!来たんか!!」と、大きな声も久しぶり!体調恢復して良かったね~

まずは、禮三さんのお墓参りをしてきました。
禮三さんの眠る円福寺の丘。

色とりどりのお花に囲まれた、禮三さんのお墓に手を合わせていると、何かが動いた!
お墓の後ろに立てている、塔婆に掛けてあった、禮三さんのご愛用だった帽子が風に揺れていたのでした。まるで、「よっ!」と、片手をあげて挨拶するように!


その後、定義さん、守司さんを訪ねました。
守司さんの家は、来るたびに「写真館」になってきています。

お互いに写真を撮り合いました。


夕方、白石島に移動しました。これも、またまた新造船。

中もハイテクです。

白石島の公民館長天野さんの家の人たちと、話していると、中西屋のタケルさんが登場!
「あっ!!!アートリンクのTシャツを着ている!!!!」「ものが良いと、長持ちするんよ~!」ありがとうございます。



夕方まで、エイミーさんのモーBarで、一休み!!!

すると、あれあれ???白石島のマンジさんが!!!

今日は、送り火を流す日じゃから、「浦島太郎」できめるとのこと。

剥製のカメをひっぱって、浜を歩いていました。

腰蓑もつけて、本当に海から帰ってきた人みたいです。かっこいいなぁ~!

夕陽がとっぷり暮れたころ、浜に太鼓の音が響きます。

囃子は、鉄夫さん。去年と同じ、よく通る声です。

島の人、帰省している家族、踊りを見に来た人、取材陣、島づくりNPOの人、外国人、、、もう、入り乱れています。
子どもたちも、昨年よりも一回り大きくなって、大人の踊り(男踊り、扇子踊り)をしています。

空には満天の星がでて、地上の人を応援しているようでした。
禮三さんのことを思い出すと、ちょっと星が滲みます。
でも、生きている。生かされている、私たちは、ちょっとでも昨年よりは進化しているかな!?

往く人や、来る人との出会いは、本当にいろんなことを教えてくれます。
そんな、島のお盆でした。
島の皆さん、ありがとうございました。